ドラゴンクエスト2悪霊の神々-ゲームオアシス-レトロゲーム・懐ゲー

RPGブームを生み出したドラクエシリーズの第二弾

ゲームオアシス-レトロゲーム-ドラゴンクエスト2悪霊の神々-01

ロールプレイングゲームの元祖であり、一大RPGブームを巻き起こした『ドラゴンクエスト』シリーズの第二弾。1987年にエニックスから発売された『ドラゴンクエスト2 悪霊の神々』は、前作の150万本という売上をはるかに上回る、241万本もの驚異的な売上本数を記録したモンスターゲームだ。
前作から100年後の世界。伝説の勇者『ロト』の血を引く3人が、世界を滅ぼそうと企む『大神官ハーゴン』に立ち向かう。
今回は初めて3人のパーティーを組んで冒険するシステムとなり、ドラクエシリーズのおなじみである『船』が登場するのも本作が最初となる。それに合わせて敵キャラも複数同時に登場し、より戦略性が多彩になった。

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ここは『ローレシア城』。王の前に一人の傷ついた兵士が必死の思いでやってくる。彼は『ムーンブルク城』の兵士で、大神官ハーゴンによってムーンブルクは襲われたらしい。
隣にいるのは今作の主人公の一人。彼もまた勇者ロトの血を引く者であった。

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父である王から旅の支度品を受け取り城をあとにする。王によれば、自分の他にロトの血を引く者は2人。『サマルトリアの王子』と『ムーンブルクの王女』である。彼らと仲間になりハーゴン討伐をするのだ。ムーンブルクはハーゴンに襲われた国。王女は無事なのだろうか。
城を出ると広大なフィールドマップが広がる。前作よりもグラフィックがきれいになり、広さは実に6倍にもなっている。

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敵が現れた。前作にも登場した『スライム』だ。スライムはドラクエシリーズを代表する人気モンスターとなり、後の作品にも必ず登場することになる。

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『リリザ』の街に到着した。前作と違いキャラの向いている方向によってグラフィックが変わるので、話しかけるときに向きを指定する必要はない。

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武器と防具の店には、ドラクエだな~という感じの武具・防具が並ぶ。本作はちょっとお金を貯めるのが大変かな。

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おなじみの効果音とともにレベルアップ!いつ聞いても気持ちいい。死にかけなので、表示文字や枠が黄色になっている。

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リリザを北にすすみ『サマルトリア』に着くと、王子『クッキー』は『勇者の泉』に向かったらしい。勇者として旅立つ者は泉の水で身体を清める習わしがあるのだ。

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ようやく勇者の泉についたが、泉にいる老人に「もういねーよ」と告げられる。どうやらわが国『ローレシア』に向かった様子。

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来た道をひたすら引き返しローレシアに。そしてパパから「もういっちゃったよ」と告げられる。
なんだこの引張りは(笑)と言いたくなるが、仲間システムは本作の醍醐味なのでそう簡単に会わせねーよということなのだろうか。ちょっとイラついた息子の空気を察したのか、王は「ま、とにかく・・・」とさささ~っと話を進める。
待たせとけや!

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スライムが逃げ出した。敵が逃げるようになると、強くなったことが実感できる。

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サマルトリアに着くとクッキーパパは「きてないよ」と言う。
クッキー王子、少し君のことが嫌いになりそうだよ。

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王子の妹に話を聞いてみると、クッキーはのんき者なので寄り道してるかもしれないとのこと。そうですか、城の手前に街がありましたな。

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宿屋に見慣れぬ人物が。話しかけるとクッキー王子だった。
「いや~探しましたよ。大変でしたよぉ~。じゃさっそく行きましょうか。」とどんどん話を進められる。そうか、そうだよね王子、君も僕を探すために出かけたんだもんね。会ったら文句の一つでも言ってやろうと思っていた気持ちは、(相手が来たなら待たせとけよボケ親父)という共通の気持ちに変わり、半ば強引に納得させられるのだった。

じゅうべえくえすと-ゲームオアシス-レトロゲーム・懐ゲー

SFと戦国時代が入り混じる摩訶不思議戦国ワールドが舞台のRPG

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1991年にナムコから発売された『じゅべえくえすと』は、不思議な戦国時代が舞台になったRPGだ。ドラゴンクエストシリーズに似たオーソドックスなシステムになっており、同じくナムコから出された『貝獣物語』と同じシステムが一部に取り入れられている。たとえば、『瀕死の状態までHPを削られた敵キャラはポーズやグラフィックが変わる』『特定のアイテムを使用してアイテムを他のアイテムに変化させることができる』などだ。

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戦国時代のある時、柳生の里で裂けた空間から突如2つの玉が激突するという不思議な事件があった。その飛び散った玉の一つには、右目に傷を負った赤ん坊が入っていた。それが『じゅうべえ』その人である。

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柳生の里の城主である『柳生但馬(やぎゅうたじま)』に育てられ、剣の達人にまで成長したじゅうべえだったが、旅立ちの時が来た。
『宇宙塚(うちゅうづか)』なるものの付近で不思議な事件が起こっているようだ。戦国時代だが、空から降ってきた光の玉や宇宙塚など、SFっぽい要素が含まれる不思議な世界のようだ。

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育ての父、やぎゅうたじまの言葉によると、この国を支配しようと企むのは『魔界衆(まかいしゅう)』という一味のようだ。そしてその裏にはさらに何者かがいるようだ。

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ステータス画面はこんな感じ。レベルが『剣法』だったりHPが『いのち』だったりと、表現の違いがあるがドラクエによく似た作りの正統派RPGだ。

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旅立つ前に母に挨拶しようと話しかけると、仰天ニュースをさらっと聞かされる。「今言う??」
突然のカミングアウトに困惑していると、50両を旅費として手渡されそそくさとお別れ・・・。う~む。
父たじまが、いま国で起こっている不思議な出来事とかつて天からじゅうべえを乗せて落ちてきた玉と、関係があると踏んでいるのだろう。じゅうべえよ、これは自分の正体を知るための旅でもあるのだ、と、何も書いていない行間から読み取ったところで出かけるとしよう。

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柳生の里はこんな感じの村だ。『ナイトガンダム物語』を思わせるお店が立ち並ぶ。

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里を出るとフィールドマップが広がる。グラフィックもしっかり作られていて、ドラクエなどと比べても遜色ない雰囲気だ。

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じゅうべえくえすとの戦闘画面は中央に敵が表示される。ドラクエやその他RPGとこのあたりは一緒だ。
じゅうべえくえすとの戦闘画面でよい点は、攻撃する相手をちゃんと選べるところだ。ドラクエの場合、同じモンスターは『スライム×3』のように表示され、その中のどいつを攻撃するかは運任せだった。じゅうべえくえすとでは、敵の手前に表示されているじゅうべえがカーソルの役目をしているのだ。
ちなみに『超力』とはいわゆる魔法のことで、MP(マジックポイント)にあたる『超力パワー』を消費して魔法攻撃をする。じゅうべえは剣技だけでなく、超力も一通りこなせる万能キャラだ。

ラサール石井のチャイルズクエスト-ゲームオアシス-レトロゲーム・懐ゲー

アイドルグループチャイルズを主人公に据えた異色のRPG作品

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当時、タレントのラサール石井氏がプロデュースしたお笑い女性アイドル『チャイルズ』を主人公にした、タレント系ファミコンソフト。ジャンルはRPGで、1989年にナムコとのタイアップで発売。ゲームの目的(と、所属事務所のゲーム販売の目的)は売れないアイドルグループチャイルズをスターに育て上げることだ。
グループのメンバーまもちろん、所属事務所である石井光三オフィスもそのまま登場している。ちなみにチャイルズの名前の由来は、childの複数形をchildsだと思っていたメンバーと、それを見落としたラサール石井氏によって決まったという話がある。
ゲーム内では『チャイクエ』が通称だが、一般的には『チャイルズクエスト』と呼ばれているようだ。

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事務所社長との会話から始まる。芸能マネージャーという立場らしい。

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とりあえず「行け」という社長に食いつき、ことの成り行きをラサール石井さんに説明してもらう。
てゆーか俺がラサールじゃなかったのか。

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お笑いアイドルとの触れ込みでデビューして結構経つも、いまだ鳴かず飛ばずの『チャイルズ』をスターに育てろとの指令を受ける。
メンバーは『ひさどめりん(りん)』『いそのきりこ(きりこ)』『もはらゆうこ(ゆうこ)』の3人だ。久留さんと茂原さんの現在は俺は知らないが、磯野貴理子さんの顔がけっこうポイントとらえてて笑ってしまった。ドット絵ながらやるな。

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石井光三オフィスの建物から出ると、なかなかチープ、いやいやシンプルなデザインの街マップ。

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街で情報を集めていると、全国には6つの公会堂があることがわかった。よっしゃ、コンサートをしてアイドルとしての経験を積み、大きな舞台で観客を沸かせればいいんだな!

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現実世界をゲームにしているため、森や砂漠や荒野ではなく街並みがフィールドになっている。
すぐ上に見えるのはコンサートホールだが、まだ今のレベルでは体よく追い払われるだけだ。

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モンスター、でなはく一般人出現。チャイルズクエストでは『攻撃』の代わりに『よいしょ』をする。敵は殴っては来ないが、『嫌味な言葉』や『聞くに堪えない言葉』などを投げかけ、精神的ダメージを与えてくる。
チャイルズのマネージャーであるプレイヤーは、どんな人でも持ち上げ、おべっかを使い、気持ちよくさせる。そう、それが芸能マネージャーの仕事なのだ。(実際は知らないが)。今はひたすら耐えて耐えて耐えるしかない。

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デパートの屋上ではチャイルズ売り込みのための『キャンペーン』をすることができる。制限時間以内に『トーク』『コント』『歌』などでお客さんの心を掴むのだ。
ちなみに最初は持ち歌や持ちネタがないので、トークしか選択できない。

 

なんともイロモノ作品だが、グループとしてではないにしろ、磯野貴理子さんはバラエティ番組やドラマなどで活躍する大スターになられました。
昨年は脳梗塞で緊急入院されたというニュースに驚きましたが、無事復帰なされたようでよかったですね。ちなみに磯野さんは、アイドル時代と変わらず現在でも石井光三オフィス所属のタレントさんです。

ファイナルファンタジー3-ゲームオアシス-レトロゲーム・懐ゲー

ファイナルファンタジーシリーズ第3作目は今のFFの基盤となった

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ご存じ超人気RPGの第三作目にして、前作の2倍近くの売上本数を記録した名作だ。
ゲームを開始すると、プロローグから始まる。ファイナルファンタジーは当時からロマンチックなオープニングだった。
本作は4人パーティー(固定)。4人は度胸試しで洞窟に探検に来ていた。今回のストーリーは『クリスタル』が鍵になっているようだ。

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名前入力が終わると「ヒュルルル~」という音とともに、パーティーが登場。どうやら穴に落ちたようだ。

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おそるおそる進むとモンスター登場。ドラクエシリーズと違い、敵キャラとプレイヤーが横並び視点の戦闘画面は、ファイナルファンタジー独特のものだ。

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コンフィグ画面。マップからコンフィグ画面に切り替わるところもFFらしいポイントだ。
今回は通常のレベルアップ以外に、FFシリーズで初めて『ジョブ』という職業システムが導入された。だがまだこの時点ではジョブを変更できない。
本作では各キャラに名前をつけるものの、それぞれにまつわるストーリーなどはない。

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ザコ敵を蹴散らしながら洞窟の最深部まで進むと、『風のクリスタル』を祭ってある祭壇に出た。FF3では、風・火・水・土の4元素の力をつかさどるクリスタルがあり、このパワーバランスによって世界の力の均衡が保たれているのだ。

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祭壇に近づこうとすると突如光に襲われる4人。

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亀のようなボス登場。普通に戦っていれば勝てるが、けっこう攻撃力はある。

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ランドタートルを倒しクリスタルに近づくと、輝きとともに声がする。どうやら4人はクリスタルに選ばれ、『光の戦士』となったようだ。

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と、ここで初めてオープニング。シナリオの途中にオープニングを挟むとは、オシャレですな~。だんだんフェードアウトしていくファンタジー調の音楽もいい感じ。

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クリスタルの後ろにある魔法陣から外にワープできる。引き返さないでいいのはありがたい。
こうした『ダンジョンの奥まで行ったら外にワープ』仕様は、完全にプレイヤー目線にたったいわば『ご都合主義』なのだが、来た道を戻らなくていいのはほんと助かるのだ(笑)

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クリスタルからパワーをもらった4人は、ここで初めて『ジョブチェンジ』が可能になる。
豊富な武器・防具と戦闘能力に長けた『戦士』、素手による攻撃力が高い肉体派の『モンク』、回復呪文を唱える天使『白魔導士』、攻撃魔法を操る『黒魔導士』、そしてクラス4までの白魔法・黒魔法を使え、そこそこ装備が充実している『赤魔導士』。迷うところだ。
また本作品には『召喚魔法』もあり、強力な魔物を召喚して攻撃する派手な魔法だ。ジョブチェンジには『キャパシティ』を消費する。

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ファイナルファンタジーではおなじみだが、手には左右がある。攻撃重視で両手に武器を持たせることもできるし、片方に盾を装備してもいい。

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両手に武器を持つと、攻撃時のヒット回数が増え与えるダメージが大きくなる。時に片方だけ攻撃ミスとかもあるが。
一番下の白魔導士が少し後ろにいる。FF3には前衛・後衛があり、後衛にいると敵からの物理攻撃とこちらからの物理攻撃によるダメージが半減する。魔法主体で戦うならば後衛に下げるなどうまく活用したい。

スクウェアの経営危機の困難を救ったファンタジーアドベンチャー

ファイナルファンタジーの最初の作品は1987年に生み出された。それまでにRPG界ではドラクエシリーズ2作目、『ドラゴンクエスト2 悪霊の神々』が発売されていた。
スクウェアでゲームデザイナーをしていた坂口博信氏は、ドラクエ・ゼルダの伝説・ウルティマなどの影響を受け、新しいファンタジーRPGとしてFFを開発した。いつしかドラクエとFFはRPGの人気を二分するまでになったが、もともとはドラクエの後を追いかける形で生み出されたのだ。
ファミコン版ドラクエシリーズは、1が150万本、2が241万本、3が380万本、4が304万本と、驚異的な売上本数を記録する化け物ソフトであった。
新規参入だったのでそれには及ばなかったが、FF1~FF3までそれぞれ52万本、76万本、140万本と、開発スタッフの予想以上の売上記録を生み出し、今やRPG界で不動の地位を築くに至ったということだ。
アーティストのアルバムCDが『ミリオンセラー』で大スターというのを考えると、これらがいかにすごい偉業だったかわかるだろう。
 
ちなみに俺はFFの中では最初にプレイしたのがFF3だったため、思い入れの強い作品だったりする。冒険心をくすぐる本当に名作だったっす。

SDガンダム外伝ナイトガンダム物語-ゲームオアシス-レトロゲーム・懐ゲー

ガチャポンガンダムが主人公の正統派RPG

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ガチャポン戦士(当時流行だった『カードダス』のキャラクター)ガンダムを主人公に据え、1990年にバンダイから発売された本作は、本格的なRPG作品だ。
発売された時期は、RPGの王道ドラクエシリーズでいえば『ドラゴンクエスト4 導かれし者たち』の発売と同じ年となる。ファミコン版ドラクエシリーズの最後の作品と同時期というだけあって、RPGとしての完成度はなかなかのものだった。
マンガ雑誌『コミックボンボン』に掲載されていた『SDガンダム外伝ジークジオン編』が原作となっており、今で言うトレーディングカードの元祖カードダスのキャラクターが主人公だった。2頭身にディフォルメされたガンダムのキャラ達は、擬人化されて人間のように言葉をしゃべる。

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ドラクエシリーズを筆頭に、RPGの世界といえば中世ヨーロッパ風というのがお約束。ナイトガンダム物語もそこは同じだ。グラフィックもなかなかよい。
ゲームの主人公『ナイトガンダム』は、『ラクロア』国の戦士。モンスターとの戦いを続けていた『ラクロア』だったが、戦況は苦しかった。

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そんな折、夜風にあたってくると王の間を離れた『フラウ』姫は突如現れたモンスターによって連れ去られてしまう。どうやら敵の親玉は『サタンガンダム』らしい。
ちなみにフラウはアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する『フラウボウ』である。本来乗るロボットであるガンダム達と人間がしゃべっていたり、同じ背丈というのはなんだかおもしろいが、子供達は当たり前のように受け入れる力があるのだ。

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ナイトガンダムが街に近づくと、ジムスナイパーに出会う。王が呼んでいるとのこと。

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プレイヤーはことの成り行きを先に見ているので、ナイトガンダムにはさらっと説明する王。そして仲間を率いてフラウを助け出し、国の危機を救う旅に出る。

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『話す』『道具』『装備』など、基本的なRPGのコマンドだ。住人はロボットの方が多いようだ。

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実世界と同じく、街では『カードダス』が流行っているらしい。

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街は意外にも和風で、瓦の建物や『店』と書かれた看板がある。

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店の中にはいたるところにカードダスの機械がある。実世界と同じく20ゴールドで1枚購入できる。ゲームの中でカードダスってのは、今でこそ普通だが当時は面白かった。

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カードはこんな感じ。本物のカードダスと似たデザインで、ディフォルメされたキャラクターが1つ載っている。カードのキャラにはHPは強さなどがあり、街にいる『カードバトラー』とカードで戦う際のステータスになる。
プレイステーションのファイナルファンタジー8にもこんなカードバトルがミニゲームとしてあったな。

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敵キャラもカードダスと同じく、しっかりデザインされている。こんな2頭身なのに、ちゃんとロボットに見えているから不思議だ。
初めから仲間を連れて冒険に出かけられるのも、パーティー制のRPGとしてはうれしいところだ。